セルフジェルネイルを始める人はどんどん増えてきていますね。
最近はサンディング不要のジェル、マニキュアみたいにボトル入りのジェルや、一週間でペリッと剥がせるジェルなど、技術がなくてもお手軽にできるジェルが増えています。
ですが、ジェルネイルは塗るだけでなくて、塗る前の下処理のプレパレーションがとても重要です。
下処理がきちんとできてないと、思ったより長持ちせずに数日でペリペリ剥けてきたり、爪も一緒に剥がれてしまったりします。
下処理は面倒なので疎かにしてしまいがちですが、ジェルネイル上達のためには必須項目なので、早くマスターしておきましょう!
今回は【ジェルネイルのやり方の基本・プレパレーション(下処理)】についてお伝えしたいと思います。
目次
ジェルネイルプレパレーション(下処理)に必要なもの
ジェルネイルキットを購入すれば、誰でもすぐにジェルネイルを楽しむ事ができますが
ジェルネイルキットには大抵、プレパレーションに必要なグッズは付属されていません。
なので、ジェルネイルキットを購入する時は併せてプレパレーションに必要なグッズも揃えておきましょう(*^^)v
必要なものリスト
- エメリーボード 100~180グリット
自爪の長さや形を整えるのに使います。 - キューティクルリムーバー
キューティクルケアに使います。 - メタルプッシャー
キューティクルの押し上げに使います。 - ダストブラシ
ダストを払うためのブラシ。チークブラシなどでも代用できます。 - スポンジバッファー 150~180グリット
自爪のサンディングに使います。 - ガーゼ
ガーゼクリーンに使います。 - 消毒用エタノール
手の消毒や油分や汚れを取ったりあらゆる場面で使います。 - ※キューティクルニッパー
ルースキューティクルやささくれをカットする道具です。
※扱うのが難しいので、初心者さんはなくても良いかも。
プレパレーションのやり方と時短手抜き術
1.ファイリング‥爪の形を整える
エメリーボードを使い、爪を削って形を整えます。(ファイリングと言います。)
整える爪の形は5種類あります。
①スクエア ②スクエアオフ ③ラウンド ④オーバル ⑤ポイント
ファイリングの分かりやすい動画。
基本のラウンドに整えていきます。
最初はエメリーボートを爪の先端にぴったり当てて、一方方向に動かして削っていきます。
これで長さを整えます。
次はサイドストレートを軽くファイリング。
爪の角にエメリーボードを斜めに当てて、角を削っていきます。滑らかなカーブになるように。
(角を削らなければスクエアになり、軽く削るとスクエアオフになります。)
全て同じ形に揃えたら出来上がり!
ファイリング私の時短手抜き術
正直ファイリングって慣れるまでうまくいかないんですねー。
一方方向とか難しいし‥形が整うまで時間かかるし‥
うまくできるようになっても、エメリーボードだけで爪の長さも調節すると、ダストがめちゃめちゃ出るんですよ(゚д゚)!
なので私は爪切りである程度形を整えて、仕上げにエメリーボードで滑らかに削る事が多いです。
これならファイリング慣れてなくてもできますよね。
爪切りは2枚爪の原因になるのでダメ!
と言われますが、お客様にするのはアウトでも、自分の爪だったら自己責任でできるし私は良いかなと思ってます。
2.甘皮の処理をする
甘皮周辺を綺麗にする事で、ネイルを綺麗に塗りやすくなり持ちもグンと変わってきます。
甘皮の処理の仕方については以前詳しく載せたので、こちらの記事をお読みくださいm(_ _)m
甘皮処理私の時短手抜き術
甘皮処理も本気でやると両手で30分くらいかかる事もあるんですよ‥
私は基本めんどくさがりなので、早く済ませたい訳です。
なので私はお風呂に入った時など甘皮がふやけている時に、キューティクルの押し上げやいらない甘皮を取っておきます。
キューティクルプッシャーなど使わず、爪の先を使ってキューティクルの押し上げをしてますw
事前にある程度やっておくと、甘皮処理がとても早く済みます。
3.ガーゼクリーン
キューティクルプッシャーで甘皮の押し上げと、ルースキューティクルをある程度取れても、まだ爪の根元に取り切れていないルースキューティクルが残っています。
これをガーゼでこすり取ります。
ガーゼを親指にしっかり巻き付けて、ガーゼに水をつけ濡らします。
ガーゼでキューティクル周辺をくるくると擦り、ルースキューティクルを取り除きます。
爪の裏もガーゼで掃除していきます。ファイリングするとバリが出るので、それも取ります。
取り切れないルースキューティクルやささくれは、キューティクルニッパーでカットします。
(キューティクルニッパーを使うのは危ないので、この工程はナシでもOK。)
4.サンディング
スポンジバッファーを使って、爪表面の光沢を消すようにサンディングします。
ワンポイントリフトしやすいのは、サイドやキューティクル周辺、先端などです。
なので、サンディングする時は、爪の真ん中は軽ーくして、サイドや先端などドーナツ状にしっかりサンディングすると、取れにくく、爪も傷みにくく出来ます。
ダストブラシでダストを払い、ワイプにエタノールをしみ込ませて爪の汚れや油分を拭き取ります。
これでジェルネイルを塗る前の下準備(プレパレーション)は完了です。
これでようやくジェルネイルを塗れます。
続いてセルフジェルネイルのやり方の基本②綺麗なジェルの塗り方や塗る順番をどうぞ。
ジェルネイルの基本①プレパレーションまとめ
いかがでしたか?
一つ一つの工程が多くて、慣れないと難しい事もありますが
プレパレーションができてないと綺麗なネイルも塗れませんし、ネイルの持ちも悪くなります。
私も、ジェルネイルを習いに行くまでは、自分はプレパレーションは出来ていると思い込んでいましたが、
習ってみるといかに出来てないかが分かりました。
そして、プレパレーションをしっかりやるようになってからは、キューティクルのキワキワまでネイルを塗る事も出来るようになったし、
綺麗なネイルが出来るようになったし、モチも良くなりました。
なので、ジェルネイルをマスターするには基礎中の基礎のプレパレーションがすごく大切な事と身を持って知る事ができました。
面倒な作業ですが、しっかり練習して上達あるのみです!(*”ω”*)
次回⇒セルフジェルネイルやり方の基本②綺麗な塗り方と順番やコツ
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